こんなブリーダーも存在します



こんなブリーダーも存在します

昆虫

昆虫

現在、我が国は空前のペットブームですが、ペットは犬や猫に始まりあらゆる動物が対象となっています。特に、最近では昆虫・爬虫類・熱帯魚・うさぎに人気が集まっています。

まず、「昆虫」ですが、以前から我が国には昆虫愛好家がおり、中でもクワガタ虫とカブト虫が見た目の迫力に魅せられ昔から大人気です。

男子なら1度はクワガタ虫とカブト虫に興味を持った人も多いかもしれませんが、数年前に1匹の国産オオクワガタが1000万円で取引され話題になりました。

この様なクワガタ虫・カブト虫愛好家も、一般に、「コレクター」(収集家)と「ブリーダー」(養殖家)に分かれます。中でも「ブリーダー」は種親から子供を採り、自分なりの手法で繁殖させ育てていくことに価値や喜びを感じている人たちです。

爬虫類

爬虫類

爬虫類の「ブリーダー」が取り扱っている爬虫類は、カメ・ヤモリ・イモリに始まりトカゲ・イグアナ・カメレオン・ワニ・ヘビ・ウーパールーパーなどです。

爬虫類の「ブリーダー」は認定された資格や職業ではないので自分で「ブリーダー」といえば「ブリーダー」になれますが、趣味の範囲で飼養し繁殖する人が殆どです。

但し、特定外来生物の飼養については、最寄りの保健所などへ届け出る必要のある爬虫類も多いので注意が必要です。


熱帯魚

熱帯魚の「ブリーダー」はグッピーの飼育から「ブリーダー」になった人が多いようです。グレードの高いグッピーを増やしてはペットショップに買い取って貰ううちに、趣味と実益を兼ねて「ブリーダー」になる訳です。

そして、グッピーからレッドビーシュリンプという淡水の沼エビのブリーダーになる人もいます。

レッドビーシュリンプはオークションに於いて非常に高値で取引されることがあり、3cm程の小さなエビが30万円以上の金額で売買されたこともあります。

従って、レッドビーシュリンプの「ブリーダー」はまだまだ儲かる可能性があるので、密かに継続する「ブリーダー」が多いようです。

うさぎ

現在、我が国で飼われている「うさぎ」の種類はとても多く150種類以上と言われています。そして、ペットとして飼われているウサギはネザーランドドワーフとロップイヤー(ホーランドドロップ、アメリカンファジーロップ、イングリッシュロップ等)が最もポピュラーで人気があります。

また毛の長さで「短毛種」と「長毛種」があり、毛の色で30種類以上の種類に別ける事も出来ます。更に、耳が立っている種類と耳が垂れている種類があります。

従って、ペットとしての「うさぎ」は静かな人気で、「ブリーダー」も増えています。